ドッグトレーニングで芸を教える方法
犬に芸を教える方法:その①コマンドを出すタイミング
どのような犬でもしつけや芸を教える際には、飼い主の出すコマンド、つまり、指示語がとても重要なポイントとなってきます。
一般的に犬は、飼い主のコマンドを聴き分けて、飼い主が手で指示する動作を行います。
ですから、飼い主のコマンドが犬にとって聴き取りにくかったり、毎回異なるコマンドを出してしまうと、犬は混乱してしまい、芸をすることはできなくなってしまいます。なので、芸を教える際には、犬が聴き取りやすいコマンドを、タイミングよく出すように心がけましょう。
つまり、動作をする瞬間のタイミングでコマンドを出すことです。そうすることで、犬はコマンドと動作を関連づけることができ、芸を覚えることへとつながります。
犬に芸を教える方法:その②犬の集中力を理解すること
犬に芸を覚えさせるためには、何度も繰り返し、練習をすることがどうしても必要です。しかし、芸が出来るまで練習を繰り返すことはNGです。なぜなら、犬の集中力は短いからです。一般的に犬の集中力は1回の練習で10~15分程度と言われています。
子犬の場合はさらに短くなり5分~10分程度と言われています。なので、それ以上の時間、練習をダラダラしていても全く無意なものとなり、犬が練習嫌いになってしまう可能性を高めてしまいます。ですから、犬に芸を教えるときは1日10~15分程度を、1日3~5回程度繰り返すことを限度に訓練していくようにしましょう。
芸としつけは一緒?
愛犬に芸を教えることは、楽しい遊びでありながらしつけの一環とも言えます。愛犬が飼い主のコマンドと動作を理解し、指示通りに行動することができるなら、愛犬と飼い主の間に信頼関係を築き、それを強めていくことができます。
芸を独学で教えることももちろんできますが、ドックトレーニングアドバイザーの資格取得を目指して学ぶことで、犬のしつけに欠かせない知識やスキルを身につけながら資格も取得することができます。これから愛犬に芸を教える予定がある方や、すでに愛犬が芸をマスターしている方すべてに受験資格があります。
この機会に「ドッグトレーニングアドバイザー」と「犬のしつけインストラクター」の資格取得を目指してみませんか?
まとめ
犬に芸を教えるには、いくつかのポイントがあります。無理せず、ゆっくりと、短時間を数回に分けて行うことが大切です。飼い主にはコマンドをはっきり出すこととタイミングが求められます。愛犬が上手に芸をすることができたらたっぷりと褒め、ご褒美のおやつをあげることもできるでしょう。
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